京都・霊山歴史館 坂本龍馬 等身大人形 竜馬全身 竜馬アップ

そっくりぜよ シリコン人形 霊山歴史館 「龍馬と新選組の時代」展

(京都新聞2006-10-19より)

秋の特別展「龍馬と新選組の時代」が18日、京都市東山区の霊山歴史館で始まった。 坂本龍馬の原寸大シリコン人形のほか、龍馬暗殺に加わった志士が着ていたとされる鎖かたびらなど時代をしのばせる約100点が並ぶ。11月26日まで。 人形は龍馬の身長と同じ172センチ。紋付はかまにブーツを履いた立ち姿で、体毛やほくろまで再現した精巧な造りだ。 東京の特殊造形クリエーター相蘇敬介さんが半年かけて制作し、同館に寄贈した。 龍馬暗殺の指揮を執ったとされる見廻組与頭の佐々木只三郎が戊辰戦争で着ていたとみられる血染めの鎖かたびらを含め、初公開の3点が展示されている。 新選組局長の近藤勇の生涯を紹介した子ども向けの電子紙芝居も放映している。 会場を訪れた幕末ファンは、本物そっくりの人形や遺品の数々を興味深く眺めていた。